いくぜバンドガール。 -5ページ目
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お前らそんなにモテたいのか?

PINKY第2号が発刊されましたね。
創刊号はSLYのサイフがついてるので思わず買ってしまった。
いろいろ「探っている」感じが創刊号らしくて面白かったし。

ところが今号はなんじゃい!
「絶対モテv宣言」と題して、全体的に「モテ」に向けたつくり。
コンサバティブなつくりと言ってもいい。

ガッカリだ。
お前らそんなにモテたいのか?

いや、そりゃ男も女もモテたいだろう。
しかし私は雑誌の「モテ」を狙った記事がとても嫌いだ。
特に女性誌。それはなぜかというと「あざとさ」「卑屈さ」が見え隠れするからだと思う。
男性の「モテ」は突き詰めれば雄としての自己アピールだから、仕方ない。
もう少し簡単に言うと「モテてセックスがしたい」ということ。
しかしそれを女性に置き換えると「モテる=やられたい」ファッションを提案しているようにしか見えない。

たとえばviviの別冊「GLAMOROUS」や最近創刊した「GRITTER」は若干上の世代(25歳以上かな)をターゲットにしているせいか、ある種の「開き直り」が感じられる。
無駄にセクシー、押し付けがましいエロ。すばらしい。
男性としては「ちょっと引く」くらいのエロさ。
そこにあるのは、やや突っ走りぎみなゴーイングマイウェイさである。
少なくとも、編集部はそれを提案していると思う。

「モテ」をうたいつつ、実質は女性から見た着たい服を正当化する「Scawaii」の方がずっとマシだ。

「モテること」については長くなりそうなので、ちょくちょく書いていきたい。

それはさておき、鈴木えみは、こんなに平凡な名前なのに表紙を飾れるモデルで尊敬する。
木下ココ、とか押切もえ、とかに比べると相当ハンデだよね。拍手。

運命の人

ほんと~に遅ればせながらやってみた。

・運命の人
・人生最大の敵
・自分をダメにする奴

んー、運命の人は目がパッチリしてる時点で決定的に好きになれないと思うけど。
ちなみに
「生活力はパートナーがよければ益々アップします。支えてあげるべきでしょう。あなたにも得るものが多いのです。自分の意志をひたすら貫きたい人です。力があるので、嫉妬しないで褒めて伸ばしてあげる方法がよいでしょう。細かい気配りに反応してくれる人です。 」

…ええ、ダメ男好きですよ…。

ダメにする奴、または敵は、かなりの確立でスキンヘッドが登場しているようです。
スキンヘッドの知り合いなんて、普通の人生送ってれば2、3人しかできないと思うんだけど。
実家が寺でなければ。もしくはアイリッシュパブによく行くとかでなければ。

ジャズ嫌い

中学生のとき、父親に連れて行かれてブルーノートデビューした(見るほう)。
たしかブランフォード・マルサリス。
今は別に好きなプレイヤーではないけど、当時は生演奏を間近で見る迫力に、すごく感銘を受けた。

それから何度かブルーノートには連れて行ってもらい、ハービー・ハンコックのなげやりな演奏にガッカリしたりした。
高校生のときにはジャズ喫茶なんかにも行ったりした。
そして徐々に知り合いが増えるにつれ、感じる違和感。

私にとってジャズは英語の勉強のようだった。
プレイヤーの名前、その担当楽器、代表曲、収録されているアルバムのジャケット。
それらを点つなぎゲームのように丸覚えしていく作業。

残念ながら私の周りにいた「ジャズ好き」の人たちは、そういった作業の積み重ねで形成されているようにしか見えなかった。
知識のない人間を馬鹿にするということ。
「ジャズが好きな人間が偉いってわけじゃねえ!」と今の私には言えるけど、もっともっと小娘だったあの頃は言えなかった。

そうして私はどんどんジャズが嫌いになった。

きっと、私だけじゃないと思う。
そしてこの悪しき伝統は、今も尚、連綿と受け継がれちゃってるみたいだ。
糞食らえ。

やっと最近、偏見なくジャズを受け入れている人たちに出会って、私もすこし、ほぐれてきている。
ただの「カッコいいもの」として捉えている人たち。
長~いアドリブソロ(インプロビゼーションと言ったって別にいいけど)を聞くのはやっぱり苦手だけど。
一度思いっきり屈折してしまったジャズへの気持ちは、素直に受け入れるのにもう少し時間がかかりそうだ。

ライブがおわった。

ライブのあとは2.3日フィジカル・メンタル共にものすごく落ち込む。
今回はそれに生理が重なって、それはそれはヒドかった。
もちろん反省なんかで落ち込むのではなく、おそらく自分をフルに使ってテンションを高めるので、それをニュートラルに戻すはずが、勢いあまって下がり過ぎてしまうのだろう。
もちろんサポートのライブなんかでは別にどうということはない。
真剣にやっていないわけじゃなく、責任の違いだろう。自分がリーダーって、そこがキツい。
前回のライブのあとは食中毒と風邪でぶっ倒れた。
別に普段ならどうということはない、しかもみんなも食べたものに当たったりして。
それに母の入院が重なったりしてやっぱりすげえ大変だったな、そういや。
どうも衝動が外側に向かうようでいつか傷害事件とか起こさないか心配だ。
まあ昔のようなバカみたいに酒を飲んで血反吐、とかそういうこともしなくなったので、ずいぶん大人になったと思う。
でもあんまり理性で抑えているといつか反動がきそうだから、うまい逃がし方を探さないと。

らいおん。

かわいいのだ。

大久保のネコ。

ちっちゃくてわからん。

大久保はコリアンと楽器の街だ。

御茶ノ水にないものは大久保にある。
大久保にないものは御茶ノ水にある。

裏路地に入ったら、仔猫がたくさんいた。
近寄らせてくれない。
猫は目を合わせると、敵意を持っていると感じるそうだ。
知らん顔して通り過ぎざまに撮る。

大久保はコリアンと楽器と野良猫の街だ。

RAW LIFE

ゆるくていいイベントだった。

夢の島で前夜祭から26時間あまり、60組くらいのバンドやDJが次々に登場して、3500円(前売り2500円)。

ごはんの屋台や民芸雑貨の出店なんかもあって、好きじゃないバンドのときにも飽きない仕組み。
ただ、ごはんは皆のおなかが空く時間帯は長蛇の列だった。

それでもマジ喧嘩を見なかったのは、このイベントの客層のおだやかさによるものだろう。
客層がいいっていうのはつまり、バンドのセレクトがいいってこと。
例えばOiパンクのバンドを一つでも呼んだら、ハメを外したがるヤツとか絶対来るでしょ。

それがスティールパンとかディジリドゥとか、そういう楽器に興味がある人がやってくるとなると、自然と雰囲気は草食系。

年齢層でいうと18~30代、6:4で男子が多いって感じ。

雑誌編集者の人が会社を辞めてまで、やりたかったイベントらしい。
一人の熱意に拍手。
来年も行きたいな。

そんなわけで。

23歳。今年で24歳。
大学を出て2年。いわゆるひとつのフリーター。
もともとバンドやってる女の子は少なかったけど、男の子もどんどん減ってきた。
べつにプロになろうなんて意気込んでるわけじゃない。
きっと、気楽に暮らしているように見えるだろう。
(実際のところ、自分でもそう思う)

なんでバンド続けるのか。
なんで楽器やめないのか。

よくわかんないけど、やっぱりバンドガール。
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