お前らそんなにモテたいのか? | いくぜバンドガール。

お前らそんなにモテたいのか?

PINKY第2号が発刊されましたね。
創刊号はSLYのサイフがついてるので思わず買ってしまった。
いろいろ「探っている」感じが創刊号らしくて面白かったし。

ところが今号はなんじゃい!
「絶対モテv宣言」と題して、全体的に「モテ」に向けたつくり。
コンサバティブなつくりと言ってもいい。

ガッカリだ。
お前らそんなにモテたいのか?

いや、そりゃ男も女もモテたいだろう。
しかし私は雑誌の「モテ」を狙った記事がとても嫌いだ。
特に女性誌。それはなぜかというと「あざとさ」「卑屈さ」が見え隠れするからだと思う。
男性の「モテ」は突き詰めれば雄としての自己アピールだから、仕方ない。
もう少し簡単に言うと「モテてセックスがしたい」ということ。
しかしそれを女性に置き換えると「モテる=やられたい」ファッションを提案しているようにしか見えない。

たとえばviviの別冊「GLAMOROUS」や最近創刊した「GRITTER」は若干上の世代(25歳以上かな)をターゲットにしているせいか、ある種の「開き直り」が感じられる。
無駄にセクシー、押し付けがましいエロ。すばらしい。
男性としては「ちょっと引く」くらいのエロさ。
そこにあるのは、やや突っ走りぎみなゴーイングマイウェイさである。
少なくとも、編集部はそれを提案していると思う。

「モテ」をうたいつつ、実質は女性から見た着たい服を正当化する「Scawaii」の方がずっとマシだ。

「モテること」については長くなりそうなので、ちょくちょく書いていきたい。

それはさておき、鈴木えみは、こんなに平凡な名前なのに表紙を飾れるモデルで尊敬する。
木下ココ、とか押切もえ、とかに比べると相当ハンデだよね。拍手。