いくぜバンドガール。 -3ページ目

つなぐこと

久しぶりの企画がおわった。

自分の作った「場」で人と人とが出会うのを見ると、不思議な気持ちになる。
この人たちは私が言い出したり行動しなければ、出会わなかった。

この感覚を味わうとイベントはやめられない。

めんどくさいけどね、相当…

やっと年をとった。

24歳になった。

なぜか18歳くらいからずっと24歳に見られていたので、やっと実年齢が追いついた感じ。
あとは年をとらないようにするだけだ。

20代や30代前半なのに、自分より年下の人に会うと「若いね~」を連発する奴がいる。
最初のうちは冗談のつもりなんだろう。
大人ぶりたい気持ちもあるかもしれない。

だけど、その言葉を発するたびに、あなたは本当に一つずつ年をとっていく。

私は18、9の頃、何をやっても「若いね」と言われるのがたまらなく嫌だった。
それまで敬語だった奴がいきなりタメ口になるのも。
年齢でなく、実績を見てほしかった。

やっと「若くない」年齢になって、とてもほっとしている。
若さが言い訳にならない。なんて自由なんだろう!

「大人気ない大人」までもう少し。

脳みそぐるぐる

自分の企画イベントが迫っているのでテンパっている。

イベントに関しては卒論が書けちゃうくらい長くなる(実話)ので、ここではあまり触れないつもり。

仕切りと出演を同時にやるなんてのは、二度とやりたくないと毎回思うんだが、やらざるを得ない状況にいつも追い込まれる。

今週末、下北です。
お暇な方は探してみてください。

恋の門

Music On TVのCMが妙に気になっていた。
松尾スズキとサンボマスターのボーカルが夜空を見上げるというもの。

サンボマスターは「全員ベースかドラムの顔」で、ボーカルに至ってはPVを見たとき

「わざわざブサ俳優を出してるんだあ」

と思ったほどのナイスな面構え。
でも曲は骨太、声はソウルフルでひとくくりにエモコアなんて言えない迫力。

ま、そんなサンボマスターが主題歌で松尾スズキ初監督作品で、コッテリ系キャスト目白押し。
これはきっと面白かろう!と思ってシネマライズに向かった。

で。

えーと。

松尾スズキ本人も言ってたけど、映画としての完成度はあまり高くない。
細部のこだわりを見るべき映画。

松尾スズキが好きじゃない人や興味がない人が見たら、本当にわけわかんないと思う。

意外と原作に忠実で、よくぞあの羽生生ワールドを映画にしようと思ったよ!
という点では拍手。

松尾スズキ脚本で監督は普通に別の人のほうがテンポよく行けたのかな…。

んー。
なんか、もうちょい。

御茶ノ水楽器街

久しぶりに御茶ノ水に行った。
いつ行っても予備校生と大学生とギター小僧の街だ。

ロックンロールは好きだけどロックがあまり得意ではない私にとって、あまり好きになれないところ。
必要な物が一ヶ所で揃うので、重宝はするんだけど。

で、またむかついてしまった。

接客がひどすぎだぞ、S倉楽器!

客にタメ口を利くな!
店員同士でくっちゃべるな!

楽器店である前に人に物を売る商売ってことを忘れんな!

音楽だって他の仕事と何ら変わらないんだ。

意気地なし

ホームでタバコを吸ってる女の子を注意できない。

電車内の音漏れを注意できない。

酔っ払い大学生にぶつかられても叱れない。

マックの店内でうるせえガキを叱れない。

パンクだって意気込んでみたって、私はただの意気地なしの小娘だ。

韓国バンド事情

友人のパンクバンドが韓国に遠征に行ってきた。
実は冬ソナ以前の3年前くらいからパンク界では韓国との交流がぼちぼちあって、最近では両方の国で同じイベントをやったりして、中々に熱い。
パンクと言ってもメロコア寄りではなく、どちらかと言うと革ジャン・リーゼントに近い方ね。

んで、彼らのライブ写真を見せてもらったんだけど、なにぶん顔が同じなので見分けがつかない。
しかもどちらも英語で歌っているので、確かにあんまり差はないかも、と納得した。

ところが、実は韓国はパンクスにとってけっこう厳しい状況らしい。

ご存じのように韓国には徴兵制度がある。
20~24才くらいのバンドにとって一番大切なときなメンバーがバラバラになってしまうのは、相当な痛手だ。
だから韓国の音楽シーンはヒップホップなどの個人プレイのものは成長するけど、バンドものは発展しないんだそうだ。
同様の理由でドラムに女の子も多いらしい。

日本のバンドをコピーしたりもしているらしい。
中にはビックリするほどマイナーなインディーズのバンドの名前もあった。

がんばれ韓国パンク。
BOAを抜いてくれ!

バンドリーダーはつらいよ。

ライブが近づいているときのスタジオは、中々に殺気立っている。
ましてや新曲を間に合わせようとしているときなどは、ことさらに。

必ずしもステジオを仕切るのはリーダーでなくても良いのだが、うちのバンドでは私ってことになっている。
何度か他のメンバーが意識的にやってみたりしたのだが、結局私になってしまう。

そんなスタジオ終了後、メンバーの一人がぼそっと
「今日のスタジオ意味なかったな」

な、な、なんだとぉおお~っっ!!

だったらてめえが仕切れ!
意見も言わない奴が文句を言うなあっ!

…とは言えないんだけど。
メンバーには甘い私。

何かいいことないか 子猫ちゃん

私の母ぐらいの年齢なのに、ちっとも年をとらない素敵な女性がいて、彼女と話しているときにこんな話になった。

自分が自分を忘れそうになったときに、この映画を見る、と。

日常生活にまぎれて、ただ時間を消費していく暮らし。
そんなときに、ああ、自分はこんなファッションや空気感が好きなんだった!と思い出すための映画。

あるミュージシャンは「俺はロッカーズ(ジャマイカのどレゲエ映画)だな」と言っていた。

私にはそんな映画あるだろうか?
あなたにはそんな映画があるだろうか?

参りました工藤静香。

いやー見ました?グラマラス。
「工藤静香 女の幸福論」というタイトルだけで、やられた。

なんたって木村拓也&その子供を獲得しちゃってるんだもん。
そしてあの貫禄。かなわねー。
いや、勝負しようという気も起きないけどね。

そのロングインタビューの冒頭で、起きてからそのままの格好でいたり、女を手抜きしていたことはない?的な質問に

「ない(きっぱり)」

とあるのが、ほんとスゴイ。
子育て&家事でも常にキレイでいようとするなんて…
やっぱり真似できません。完敗です。

ちなみに今回のグラマラスでは、ここでもたびたび突っ込んでいる「男性誌別モテファッション」みたいのが載っててとても興味深かった。

特に以前「ニキータの艶尻についてコムスメは思う」で触れたレオン読者にウケるファッションは、ぜひニキータ誌と比べながら見てほしいところ。

あ、イタリア合コンもすげー気になるので誰か派遣したい。
つーか応募する!?