スミ入れました。 第二回 | いくぜバンドガール。

スミ入れました。 第二回

【その後のカラダ】
彫っているときは「注射を連続で何回もする」くらいで、想像していたほど痛くはない。
私の場合は20分ぐらいのものだったし。
が、その後はやはり、じんわりと痛い。
女性の方は生理痛の、あの鈍いやるせなさを想像してもらえるといいかもしれない。
彫った日は重いものを持ったりしないで穏やかに暮らしましょう。
湯船にもしばらく浸からない方が良いそうな。

しばらくは軟膏を塗ったりしてお手入れします。
その時間は面倒ではあるけれど、身体に意識が行くから悪くはない。
10日くらいでほぼ定着するけど、かさぶたのようにかゆくなったりする。

【周りの反応】
第1位 : 「痛かった?」
そりゃそうだ。私もそう聞いていた。「注射くらい」と答えている。
第2位 : さわる
私もさわりたくなるもんね。色の入ってるところは、ちょっと盛り上がっています。
第3位 : 気付かない
堂々と露出していても、意外と気付かれないみたい。
口に出さないだけかもしれないけど、まあ他人事ですし。そんなもんだろう。

というわけで、彫る前と彫った後で私の暮らしは何一つ変わらない。
温泉も元々好きではないし。どうしても行きたい時には絆創膏を貼ればいい。

でも、スミを入れてる人に対する見方は少し変わったかもしれない。
以前は「この人根性あるんだなあ」なんて思っていたが、「このくらいなら平気だなあ」という見方に変わってきた。
逆に「これは絶対無理!」というのもあるし(首とかね)。

とにかく好奇心は満たされたので、これ以上増やすことはないと思う。
だけど、入れたっていい。
入れなくたっていい。
そんなことは人生において表面上の瑣末な出来事にしかすぎないと思うし、
意味を持たせるのはこちらの後付けの理由にしか過ぎない。

そんなわけで、bandgirl+tatoo、相変わらずです。