売れるのはユルいやつ | いくぜバンドガール。

売れるのはユルいやつ

後輩が音源を出した。
インディーズではそこそこの流通があるレーベル。
以前にそのバンドを見たときには「うんうん、かわいいね」くらいの感想しか抱かなかった。
華がないけど心地よい音作りを目指しているのかな?くらいの感じだった。
それがインストアライブやサイン会もやるという。

焦るぜ。

自分たちがやっている音楽はカッコいいと自信を持っている。
ステージングも相当ハデだ。
ただ、今売れる音楽は「ユルいやつ」。
確かに自分だってレコ屋の視聴機で聴いて「これ買おうかな~」と思うのは、ユルいやつだ。

で、そこそこCDでの売上があるユル系バンドでも、ライブはガラガラだったりする。
どちらがいい、とかでなく、自分の信念がどこにあるか、ということだと思う。

私たちのようなライブバンドにとって最も効率がいい流通は、手売り。
一番いい宣伝は、ライブ。近道はない。

そうわかっているんだけど、自分がピンと来ないやつが評価されていると、くやしい。

落ち着け自分。みんなを信じろ。